第5回:MAN-TO-MANコース

   日系企業における受け持ちの日本語クラスは、①日本に派遣される研修(候補)生の日本語クラスと、②一般社員で日本語に関心を持っている人を対象としたNIGHT CLASSの二つである。

   が、今回、社内事情で、上記①を受講する機会がなくて、日本の本社工場への研修派遣が決まった社員が、一人出てきた。日本語は、ゼロ状態。9月に会社のTRAINING CENTERから相談があり、来年3月に日本に発つまで、何とか日本語能力試験3級レベルまでになることは出来ないかと。

   3級レベルまでの、日本語学習時間は、300時間が求められる。出発までの約5カ月で消化するには、一か月60時間。一週間で、12~15時間の学習時間となる。これはグループレッスンの場合の時間なので、MAN-TO-MANで対応すれば、これより少ない時間で、達成可能では------と考え、週3回(一回:3時間で、計9時間)で開講することにした。

   日本にいるとき、地元の国際交流協会で、MAN-TO-MANでの日本語クラスの経験はあるが、多くは外国人がある程度の日本語力を持っているので、教える側も比較的すんなりTAKE-OFFできた。今回のように、日本語力ゼロの外国人の日本語クラスは、私にとって初めてのこと。会社側には、本人の目標意識の自覚と、努力が肝要であることを伝えた。

   対象の社員は、24歳の若手大学卒のエンジニア。10月中旬からクラスはスタートした。 その後、もう一人が加わり二名となった。その加わった社員(29歳)は、数年前に日本への研修経験があり、レベル・アップ・コースへの参加が予定されていたが、やはり数年のブランクで、日本語を忘れており、レベル・アップ・コースでのクラス受講が難しいと判断され、MAN-TO-MANに加わって貰った。

   nov18 013.JPG結果的には、一対一のクラスよりも、生徒が二人居た方が、教える側にしても、いろいろなヴァリエーションができるし、また、習う彼らにしても、お互い相手を意識しながら、また刺激しながら受講できるので、良かったと思っている。


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