第1回:専任日本語講師

304market 019.JPG   2009年8月中旬、タイのプラチンブリ県シーマハポート市に赴任した。バンコクから東に約150KMのところにあり、県庁所在地であるプラチンブリ市に、映画館が一軒あるだけということでも、お分かり頂ける田舎町である。

   ある日系企業での日本語講師として、私が2代目となる。この企業は、国道304号線沿いにある304工業団地の中にあり、社員が2000人近くいる大きな会社である。日本の本社工場には毎年数名の研修生を送り込んでおり、その研修生たちの日本語教育が、主要な任務である。日本での研修は全て日本語で行われるので、日本語習得が必須となる。

専任講師が来る前の研修生は、バンコクの日本語学校から日本語講師を招いて、数か月の間、毎日数時間の特訓を受けて、日本に向かったとのこと。その時の受講者に聞いてみると、日本に行ってから大変苦労したとのこと。やはり、短期間での詰め込み授業は、生徒の理解力・消化力が追い付かず、消化不良のまま、日本に行ったことが想像できる。そんなことから、3年半ほど前、同企業は、専任講師を呼んで、時間をたっぷりかけて、日本語を教えるという方法に変えたことのようだ。

   私が引き継いだ研修候補生は3名。24歳・26歳・30歳の製造・技術部門の社員だ。今年10月には、この3人の中から、1~2名が日本への研修生として決定される。そして、更に、その決定した研修生は、日本語の勉強を続け、来年4月には日本に出発することになる。

   彼らは、昨年10月より、"みんなの日本語"を教科書として、日本語を学び始め、私が引き継いだ時は、BOOK IV(初級II・下)の終りに近い第48課(使役形)からだった。そして、9月初旬、最後の第50課(謙譲・丁寧語)を修了した。途中から引き継いだわけだが、果たして彼らの日本語理解は、どのくらいだろうか、初級IIを終わった段階なので、日本語能力試験では3級合格が、望まれるところではあるが、果たして、どのくらいのレベルにあるのか、これから確認しながら、研修生決定のプロセスに入って行く。 〆


記事が参考になりましたらぜひクリックのご協力をお願いします♪
人気ブログランキングへ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第1回:専任日本語講師

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://thailand2009.icea-tokyo.com/mtsys/mt-tb.cgi/15

コメントをどうぞ






TOPPAGE  TOP 

サイト内検索


カテゴリー

月別アーカイブ

RSS2.0